鬱病の最適な改善方法と最新医療【安息の時間で心を癒そう】

看護師

睡眠障害などが現れる疾患

うつ向く男性

症状と特徴

近年その存在が広く知られるようになってきている鬱病は、何かしらの原因によって脳内の神経伝達物質が不足したり働きが鈍くなることで起こる病気です。身体的な症状を起こすのが大きな特徴とされていますが、同時に身体的な症状も現れます。最も多く見られる症状は、精神的な症状では気分の低下、身体的な症状では睡眠障害になります。気分の低下は、気分が落ち込む、憂鬱になる、悲しくなるなどの症状のことを指します。1日の中で症状の程度が変わるのも特徴のひとつです。多くは朝に最もひどくなり、夜が一番軽くなります。気分の低下の症状が悪化すると自分を責めたり罪悪感を覚えることが多くなり、死にたいと考えるようになります。そして、睡眠障害では夜眠れなくなる、夜中に目が覚める、朝早くに目が覚めてしまう、いくら眠っても足りないなどの症状が現れます。睡眠障害の症状が進行すると不眠の状態に陥るため、身体が衰弱することもあります。このような症状が現れる鬱病は、症状が強く出ているほど治療に長期間を要することになります。特に自殺願望、睡眠障害、食欲減退などによって命の危険が伴う可能性がある場合には、強制入院となることもあります。なので、症状が軽いうちに病院で治療を行うのが最も良いと考えられます。病院で行われる治療は薬物療法や精神療法などですが、効果が現れやすいのは薬物療法になります。鬱病で用いられる薬で最も代表的なのは、抗鬱薬です。これは、脳内のセロトニンの分泌を正常に戻すために使用されます。なので、医師から指導された通りに服用する必要があります。

休息が最も大切

病院での鬱病の治療として行われるのは薬物療法と精神療法だけではありません。この2つよりももっと重要だと考えられているのが、休息です。これは病院にいるときに行う治療というわけではありませんが、医師から身体を休めるようにという指導を受けます。鬱病は脳内のセロトニン不足によって起こります。これは脳のエネルギー不足とも言われています。脳のエネルギー不足を解消するためには、身体と心、そして脳をしっかりと休ませることが重要です。鬱病患者の多くは、睡眠不足や食欲減退などによって慢性疲労を起こすことが多くなります。この場合の疲労は、通常の疲労よりも解消されにくいため、少し休んだくらいでは解消されません。なので、無理をせずしっかりと休むことを心がけ、時間をかけて少しずつ疲労を減らしていく必要があるのです。症状が軽度の場合であっても休息をとることはとても大切です。このような場合には、昼ごはんの後に昼寝をするのがおすすめです。午前中の疲れやストレスが解消され、午後のやる気や活力に繋がります。休息をとる以外にも、自分でできる鬱病改善方法があります。それは食事の改善です。脳内で不足している神経伝達物質を増やすために、これを生成するのに必要な栄養素を食事から摂取します。神経伝達物質はセロトニンと言い、セロトニンの形で食事などから摂取することはできません。セロトニンが体内で生成される時に必要な栄養素を摂取するしかないのです。必要な栄養素は、セロトニンの材料となるトリプトファン、セロトニンの生成を促進するビタミンB6、セロトニンを生成する際に必要なエネルギー源である炭水化物です。これらの栄養素が含まれている食品を食事に取り入れ、鬱病の改善に役立てましょう。